シェルクラブ・ウエスト
PHOTO DIARY
写メ日記
シェルクラブ・ウエスト
佐々木 つぐみ
T157.B88(E).W57.H90
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写メ日記
2024.07.10 07:57
浦島太郎製造機
お盆の季節。
帰省する方も多いのではないでしょうか。
人酔いしやすい体質なので、
世間が賑わう時期は大抵大人しく過ごしているタイプなのですが
時期を外して、先日はお墓参りや親戚に挨拶を済ませて参りました。
同世代のイトコの結婚が決まったおめでたい話題の流れで
矛先が変わり、親戚たちの視線が私に向けられる､､､
何かを語っているようですが、
ここは一切気づかぬフリでやり過ごしました。笑
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母や祖母、親戚たちの話は
私の知らなかった歴史を教えてくれて面白いのです。
プライベートな事から日本の歴史まで。
「バブルが弾けた話」について話してくれた時、
旅館業界はこれまで男性客目当てだった営業スタイルを
ファミリー客や女性客をターゲットに軌道修正したという。
何故、男性客目当てだったのだろう､､､
と疑問を持ちながらも
『働く女性の「人権」を守るために月給制を導入したのよ』
と話し、以前まで日給制の「奉仕料制」だったことを知る。
（チップ、後に利用者一律のサービス料となる）
深く考えると、あの時代、
女性の魔力で翻弄させていた旅館業界が、
地域あげての風俗大プロジェクトだったなんて
知るはずもなかったのです。
そして旅館業界は急に経営の健全化に乗り出したそう。
私のイメージは吉原へ大型バスで風俗店にやってくる
海外の団体さんのイメージ。
観光や遊び場所が近くにあるような
充実した地域のお宿ならまだ良いのかもしれないけれど、
大体、ソレは辺鄙なところにあって
そこにファミリーで泊まりに来たとしても
温泉と飲み屋しかないんじゃ味気ない。
案の定、廃墟のような旅館やホテルはたくさんあって
私でも、どうしてこんな所にホテルがあるんだろう,,,？
と通りすぎりる度に疑問にお思ったことが何度もある。
あの千と千尋で有名になった群馬の山奥の大きな旅館。
あの旅館以外は廃墟で、
ポツポツとある小さな駄菓子屋みたいなお店も、動いてない。
もちろん母や祖母はそこまで踏み込んだ話をしませんでしたが
気になることは調べてしまう癖のお陰で
公にはできない日本の姿を知ることができた気がします?
遠く離れた温泉街は男の夢とロマンに溢れ、
浦島太郎製造機みたいな場所だったのかもしれない。
今の風俗に、あんなロマンを与えられたら,,,
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佐々木 つぐみ
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