素顔が見られる、女の子投稿型フォトダイアリー。
行った事ない場所に行くのが好き。
行ったことがない場所は自分にとって「未知の怖い場所」。
うちは中学校までは「学区外」に行ってはいけなく、ほとんどの時間を学区内の中で過ごしてた。
だから「学区外」って場所に一人で行く想像もつかないし、とにかく未知で怖いイメージだった。
高校に上がり、学校も遠く、街でバイトをすることになりあっという間に行動範囲が広がった。
うちがずっと怖いと思ってた「学区外」は、自転車で30分もあればいける場所だった。
知ってしまえば全く怖い所ではなかった。
次に怖かったのは「県外」。特に「東京」。
県外に行くとしてもせいぜい近隣に家族で魚を買いに行くくらいで、一人で新幹線に乗って県外に行くなんて想像もつかなかった。
修学旅行とヘアカットモデルで高校生の時に2回東京に行ったことがあるが、雑多でごったがえしていて、情報量が多すぎるあまり記憶が朧げでよく思い出せない。
高層ビルたちが上から見下ろして悪い顔をしてる…そんなイメージ?感覚?だった。
高校を卒業した19歳のある時に、NHKのテレビ番組で「兵庫の明石鯛は鳴門海峡の渦潮の激流により骨折している。何度も何度も骨折して治ってるからレントゲンで撮ると骨がコブになってるんだ。」という内容のものを見て何故なのか未だに分からないけど、
「明石で明石鯛が食べたい!!!!」と思い、一人で兵庫県の明石に行った。
そこらへんの食堂で食べた明石鯛は噛みごたえがありすぎて醤油の味がなくなりご飯までたどり着けず、ご飯をたくさん残してしまった記憶がある。
そこで(あ、うちって一人で県外に行けちゃうんだ)と学び、次に東京に引っ越す事を決意した。
田舎から大都会「東京」に引っ越すのはかなりの勇気がいったし、当時たまたま出会った東京の男に手伝ってもらって(のちに騙されたが)東京生活をスタートさせた。
最初は怖かった「東京」も、住んでしまえば全く怖い場所じゃなかった。
変な人はもちろんいるし、嫌な目にも合う。
けど新しい友達や楽しい思い出もたくさん出来た。
地元から出てみないと分からないことだった。
その後、多少の余裕が出来て旅行に行く事にハマった。
テレビでは見たことがあるけど行ったことがない場所に行くと、フワフワとしたイメージだけだった場所が確実に自分の記憶となり、土地勘や、歴史、その街の雰囲気を知れて「自分のテリトリー」になる感じがした。
「海老名サービスエリア」「草津」「川越」…
どんどん場所を広げたくて日本47都道府県のうち40県に行った。
日本はどこでも一人で行けることが分かると今度は「海外」に行きたくなった。
海外は国内旅行と比べてかなりのハードルが上がる。
パスポートを習得し、言葉も文化も違う場所へ行き、さらには犯罪率もかなり違う。
「アジア」「ヨーロッパ」「南米」「アフリカ」…
行ったことがないと「怖い」「危険」そのイメージだけで終わってしまう。
最初の一人旅は韓国…だけど、実際にちゃんと旅をした感覚になれたのはコロナ中に2週間ドミトリーに泊まって過ごしたハワイだった。
コロナ期間中だから入国するためにたくさんと手続きをして、専用フォーマットも何回も書いては何故かエラーになってイライラした覚えがある。
入国当日は緊張と恐怖でマジで鬱だったし、ずっとお腹が痛い中ハワイに入国した。
何度も何度もブログを読み漁って確認したバスに乗り、カラカウア通りというオワフ島のメイン通りに行き、英語もわからないながらなんとか宿でチェックインを済ませてその後なんの問題もなく2週間過ごした。
1人でバスに乗り、乗るためにカードをABCストアで買いチャージをし、ピルボックス、ココヘッド、ダイヤモンドヘッドに登った。山登りの途中で男性と仲良くなり後日その人の車でノースショアに行ってジョバンニシュリンプを食べたりした(セ◯クスしてません)
(言葉を話せなくてもなんとかなるなあ)とその時に思った。2週間のハワイで毎日歩いて場所の土地勘が出来ると「自分のテリトリー」が増えた気がした。
うちは知らない場所に行くことによって「自分のテリトリーを増やしたい」んだと思う。
今回の南米も徐々に自分のテリトリーが増えているようで嬉しい。
でも油断は禁門。気をつけて旅をします。
宿題をサボってInstagramでアイスランドの街を見ていたらなんだか無性に「あーここの街もうちのテリトリーにしたいな」
「3年以内にテリトリーに出来るかな」なんて考えて、そういえば小さい頃は学区内だけがうちのテリトリーだったなと思い出し、旅行好きの始まりを書いてしまいました。ああ、宿題しないと....。
テリトリーにしたい場所:ヨルダン??ナミビア??エジプト??南極??アイスランド??