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写メ日記

素顔が見られる、女の子投稿型フォトダイアリー。

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Momoe
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Momoeの写メ日記|プレミアム 吉原高級店ソープ

2025.11.29 07:20
大人になること


おはようございます?
もうすぐ12月ですね街ではクリスマスのグッズとお正月の飾りが並んで売られたりしていて、何だか忙しない気持ちになります…でも年末の感じは嫌いじゃないです(o´▽`o)子供の頃、イベントが続く季節にワクワクしていたのを思い出します笑
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今回は宮本輝「泥の河」です
昭和30年頃の大阪は中之島周辺が舞台安治川の河口付近でうどん屋を営む夫婦の息子、8歳の信雄と、近くに舟で越してきて水上生活を送る喜一との交流を描いた物語です
戦後復興期を迎えた時代、大阪の片隅での2人の暮らしは都市生活とは程遠いものでしたしかし、そんな両者の間にも既に経済的な格差やそれぞれの暮らしから育まれた倫理観の相違は確かに存在し、それらは幾つかの出来事を経て浮き彫りになってゆきます
2人を隔てる安治川はまるで、日本社会に出現し始めた絶対的な格差を象徴するようでした
川の此方と彼方に住む両者はまだ幼く、当初は友達として互いの世界を往き来しますが、やがてはすれ違います…彼岸と此岸が交わることは永遠に無いのです
生まれや育ちによって生じる格差が安易に克服可能なものとして描かれないのが良いです残酷な現実が提示されますが、読後感が悪くないのは作者の繊細で落ち着いた筆致のお陰だと思います
信雄が経験したのは子供から大人になるためのイニシエーションだったのでしょう…「世の中にはどうにもならないことがある」という社会の冷酷さと、それらに対する大人たちの諦念を認めることは誰もが経験しているはずで、だからこそ私たちは信雄とは生きる時代も場所も違うけれど、すんなりと物語を受容できるのかなと思いました(*´ー`)



2025.11.10 17:38
積読を解消しつつあること

ハロウィンはうさぎでした?

こんにちは
だいぶ間が空いてしまいましたが、気がついたらもう秋ですね?ここ最近は積読していた本を読み漁ったり、映画を見たり、動物園に行ったり、編み物をしたり、さつまいもと栗をたくさん食べたりと秋を満喫していました?
何をするにもちょうど良い、このぐらいの気候がずっと続けばなあと思います…無理な願いですね( ;  ; )
本日24:00まで出勤しているのと、明日13:00〜23:00で出勤しますお時間があればぜひ^^
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今回は開高健「輝ける闇」です
作者が新聞社の臨時記者として、南ベトナムの米軍に従軍した経験をもとに書かれた小説ですノンフィクションのようですが、創作も織り混ざったフィクションとのことです
現地での暮らしやホーチミンの人々との交流、壮絶な従軍体験が描かれてゆくのですが、当時のベトナムという国や戦場から湧き立つ"匂い"みたいなものが感じられました雰囲気よりももっと生々しい何かです
しかし文章は結構難解で、抽象的な表現が続いたりして部分的に読むと「?」となる箇所が多いのです
そういう分かりにくさは、「戦争」という現実での出来事よりも、どちらかと言えば主人公である「私」が生と死に向き合うことで起こる精神の動きにフォーカスされていることが原因かなと思います
それはノンフィクションでも良さそうなところを敢えてフィクションとしたこととも関係がありそうです…例え自分のことであっても、形を持たない感情だとか心の動きを寸分の狂いもなく正確に文章に落とし込むことは出来ません何らかの脚色が含まれてしまうからこそ、いっそフィクションとして限界まで自らの精神性に迫った私小説であるのでしょうそういう文章を通して見る戦場は、写真なんかよりももっと"自分のこと"として感じられました「私」は第三者として戦争を傍観し続ける自らのことを嘲って「視カン者」と言うのですが、この本を読むことで読者もまた視カン者になり、苦しみを覚えることを避けられませんが…
ジャーナリストでもない作者が、なぜベトナムに行き、熱帯のジャングルで戦闘に混じったのか、不可解に思います彼を動かしたのがフロイトの言う「死への欲動」だとすれば、戦争という過ちが繰り返されるのもまた人間に宿る制御不能な欲動のせいなのでしょうかヒトというのは複雑で、業を背負った生き物だなあと改めて思いました( ´?`)



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