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最近読んだ本の中に
とても心に残る言葉がありました。
それは「人とのご縁」についてのお話。
このお仕事を始めてから
本当にたくさんの方と出会ってきました。
何年も変わらず会いに来てくださる方。
久しぶりに思い出して会いに来てくださる方。
そして、いつの間にか会わなくなった方。
出会いの形も、関係の長さも
それぞれ違います。
人とのご縁って、本当に不思議ですよね。
どんなに長く続いていた関係でも
ある日突然、途切れてしまうことがあります。
以前の私は、
そんなとき「どうしてだろう?」と
理由を考えてしまうことがありました。
何か気に障ることをしてしまったのかな。
私に至らないところがあったのかな。
私は昔から、
何事にも理由や答えを
求めてしまうところがあります。
うまくいかなかったことがあると
何がいけなかったのか
どうすればよかったのかを考えてしまう。
それが次に繋がることもあるけれど
世の中には、どれだけ考えても
答えが分からないこともあるんですよね。
そんなとき
最近読んだ本に書かれていた考え方が
すごく心に響きました。
人にはそれぞれの人生があって
事情があって、価値観があります。
自分には理解できない選択にも
その人なりの背景があるのかもしれません。
そして
すべての別れに理由を求めたり
納得できる答えを
探したりする必要もないのだと。
人を理解するということは
目に見える行動だけでなく
その背景にまで想像を巡らせること。
この考え方に触れて
少し心が軽くなった気がしました。
もちろん、頭では分かっていても
実際にそういう場面になると
簡単に割り切れないこともあると思います。
私もまだまだです。笑
でも、相手を理解しようとすることと
すべてを理解しなければならないことは
きっと違う。
そして、ご縁を大切にすることと
すべてのご縁を繋ぎ止めることも
また違うのだと思いました。
長く続いてきた関係が終わることは
やっぱり寂しいものです。
ご縁の価値は、
続いた時間の長さだけで決まるものではない。
たった一度の出会いでも
心に残る人がいる。
何年経っても、ふと思い出す人がいる。
そう考えると
人生の中で出会う一人ひとりに
何かしらの意味があるような気がします。
そして何より
数えきれないほどの人がいる中で
こうして出会い
何度も同じ時間を過ごせていること。
それは決して当たり前ではないんですよね。
人とのご縁は
自分の思いだけで
続けられるものではありません。
お互いの気持ちやタイミング
さまざまなものが重なって
初めて続いていくもの。
だからこそ
今あるご縁を当たり前だと思わず
大切にしていきたい。
ご縁を大切にすることは
すべてのご縁を繋ぎ止めることではない。
出会えたことに感謝する。
続いているご縁を大切にする。
そして、離れていくご縁も静かに受け止める。
数えきれないほどの人がいる中で
こうして出会えたこと。
そして、今も変わらず繋がっていられること。
それだけでも
十分に幸せなことなのかもしれません。