素顔が見られる、女の子投稿型フォトダイアリー。

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今年もサンタクロースの元に、
世界中のこどもたちから
お願いが書かれた手紙が届きはじめました。
クリスマスの準備はもう始まっていますよ!
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…おやおや?
サンタクロースが困っている様子。
一体どうしたのでしょう?
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?「なんなんだいったいこれは!」
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サンタクロースの元には、
大人からもたくさんの手紙が届いていました
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“ジェンダー” “男女平等” “獣種差別” “動物愛護”
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…あらあら、難しい文字がぎっしりですね。
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愛と平和の象徴、サンタクロースが生きづらかったとある時代のお話です??
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サンタクロースは9匹のトナカイたちと緊急会議を開きました
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?「こんな手紙が届いている。
わしも時代に合わせて変わっていかねばならんようじゃ。
わしは1人じゃ。代わりはおらん…
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しかしお前らは、
9頭もいるのに全員がオス。
見た目に個性があるのは赤い鼻のルドルフ
お前だけじゃ。
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見た目や性別で差別しているのではないかと言われておるんじゃ。世知辛い世の中になってしまったのう。
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…いやいや、落ち着いてくれ。お前たちとはこれからも一緒に走る。一晩でプレゼントを配り終えるにはこの訓練されたメンツでなきゃ無理じゃ。
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そこでお前たちに相談だ、ここに新メンバーを迎えたい。
メスのトナカイや違う毛色のトナカイと知り合いはおらんかね。」
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ルドルフ?「サンタクロース、僕の幼馴染のマツィロがぴったりです。彼女は色が白い。僕達とは見た目も違うしメスだ。何よりも体力がある。」
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?「ホッホー!!それは素晴らしい!!すぐに連絡してくれ!!」
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そんな大人な事情でサンタクロース隊には、
真っ白な雌トナカイの「マツィロ」が仲間に入りました。
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マツィロは、よく笑うトナカイでした。
他のトナカイたちにもすぐに可愛いがられ、トナカイ隊の太陽のような存在になりました。
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そう。ある時までは…
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マツィロが来てから、だんだんとオストナカイたちの様子が少しずつおかしくなってしまったのです。
訓練には寝癖をつけてきていたのに、
支度に時間がかかるように。
ソリを引いている時も列が乱れたり、
よそ見をしていたり。
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くりくりの黒い瞳、火照ったようなピンクの頬に、白い毛皮、引き締まった足とぷりぷりと見せつけるようなお尻…

そんなマツィロの姿とメスの香りに、オスとしての本能が刺激されてしまったようです。
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次第に、トナカイ同士のケンカも増えていきました。
仲間同士なのに男としての強さを比べていては、仕事になりません。

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そして、ついに事件が起きてしまいました。(以下、自主規制)
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大人の事情で加わったマツィロは、
今度は宗教的な事情で追い出されることになってしまいました。
?「マツィロ、お前は何も悪くない。じゃが、キリスト教に雇われておる以上、婚前交渉はいかんのじゃ…申し訳がない…」
マツィロ「サンタクロース、謝らないでください…誘惑した私が悪いのです!あぁ…サンタクロース、あなたに会えて幸せでした。さようなら。」
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