久々のポエムシリーズ

ふと座った瞬間、
柔らかな光が肩に落ちて、
少しだけ乱れたドレスのすき間を照らした
それはまるで、
あなたの視線みたいにやさしくて、
触れるか触れないかの距離で、
私の肌をなぞっていく
ときどき思うの
大人になるほど、
甘さは強くなるのだと
静かな空気の中でこそ、
心の鼓動はよく聞こえる
あなたのことを想うだけで、
胸の奥がふわりと熱を帯びて、
指先まで透明に溶けてしまいそうになる
ゆっくりと息を吸い込むと、
ほのかな香りが胸のあたりでほどけて、その香りがあなたに届く未来を想像してしまう
きっとあなたは笑うのよね
「そんな顔するんだ」って
でも私はその言葉さえ、
ひどくロマンティックに感じてしまう
触れない距離なのに、
どうしてこんなにも近くにいるみたいなのだろう
少しだけ肩の布を直しながら、
私はそっと心の中で呟いた
会えない時間も好きよ、と…
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@pandraokita